そうだったのかブロックチェーン EP.007 | トークンはどのチェーンに載せるべきか? L2、サイドチェーン、主要L1の特徴と選び方
前回のビットコインとイーサリアムを受けて、第7回はその「上」と「隣」と「外」にある無数のチェーンを地図化する回。まずレイヤー1(L1)の混雑とガス代高騰から生まれたレイヤー2(L2)とサイドチェーンの違いを、居酒屋の割り勘——個別精算がL1、代表が一括して払うのがL2——という例えで解きほぐす。L2はセキュリティをL1に預ける2階建て、サイドチェーンはブリッジで結果だけ渡す『隣に建てた家』。日本のNFTブームを支えたポリゴンが実はL2ではなくサイドチェーンであることや、楽観的に検証を省くオプティミスティックロールアップの危うさ、ゼロ知識証明を使うZKロールアップにも踏み込む。さらにイーサリアムがPoS化してガス代が下がった今、L2の存在意義は「速さ」ではなく「L1にできないこと(プライバシー等)を補うアドオン」にしかない、という視点を提示。後半はアバランチ(独自チェーンを建てられる)とソラナ(Rust・データとコード分離で並列処理)の差別化、ハイパーレジャーやコルダといったエンタープライズ系は『コンポーザビリティがないならクラウド共有DBでいい』という整理、ユニチェーンなどアプリ発のチェーンの栄枯盛衰までを一気通貫。最後は「トークンを信頼するにはチェーンも信頼が要る」——L2を使えばトラストが3段階に多層化することを踏まえ、安さと速さだけでチェーンを選ぶなという実務的な着眼点で締める。
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